豆知識

着物の素材

蚕が繭になって絹糸ができるまで!一つの繭から取れる糸の長さや生糸と紬糸の違いは何?

お蚕さんが繭になって、繭から絹糸ができるまでを知ってますか?着物には様々な素材が使われていますが、なんと言ってもその代表と言えるのは絹ですよね。その絹の原料である繭糸は、天然繊維の中でも最も長い繊維を持っているため、多種多様な織り方が可能なのです。絹糸は織り方によって、たとえば羽二重と縮緬では、その風合いは異なりますが、いずれも織られた生地は柔らかく腰があり、吸湿性や放湿性にすぐれ、美しい光沢を放っています。絹糸は草木染の天然染料や化学染料のどちらにも染まりやすく、また、染め上がった生地を着物に仕立てて、実際に着てみると、軽くて暖かいことが実感できます。

天皇家に苗字がない理由は何?宮家とその名字や皇族に戸籍がないのはなぜ?

天皇家には苗字がありません。苗字は、自分の親族と他人を区別する符号です。ですから、苗字は公式の場には欠かせないものとされていました。つまり、名字が『自分の親族と他人を区別する符号』という性格をもっていたために、天皇には名字は必要ないと考えられてきたのです。宮廷という狭い世界で生活していた天皇の出自は、誰の目にも明らかであったからです。天皇に近い皇族にも名字は不要でした。宮廷の誰もが、その皇族が天皇の親族であることをわかっていたからです。
豆知識

姓や苗字と名字の違いを知恵袋で解消!どっちが正しいのか意味や由来は?

姓や苗字と名字の違いは、Yahoo知恵袋の回答によりますと、姓・氏・名字・苗字という語は、本来、別々の意味を有するのですが、現在では、ほぼ同一の言葉として使われています。ただ、「苗字」は常用漢字表にない読み方なので、公文書や学校教育などでは「名字」のほうを使うのが適当です。個人で使う場合はどちらでもかまいません。なお、もともとは「名字」でした。平安時代とかは「名字」って書いてました。江戸時代から「苗字」という表記が発生しました。こっちのほうは「苗裔(びょうえい)」、つまり血筋のことを重視した名称です。姓や苗字と名字の違いをまとめると、苗字:血統、血筋、血族に由来する言葉。姓名: 「姓」は天皇から与えられた称号のひとつ。名字: 地域、区画など、所有地に由来する言葉、ということになります。
豆知識

伝統的工芸品と伝統工芸品の違いは何?伝統マークの意味と伝統的工芸品産業振興協会とは?

伝統的工芸品と伝統工芸品って、 同じものだと思っていました。 とてもややこしいのですが、 伝統的工芸品と伝統工芸品は違っていたのです。 日本に古くから伝わる、伝統工芸品は、 全国各地で今も作り続けられています。 しかし、伝統「的」工芸品にな...
豆知識

七福神の名前の読み方と由来は?それぞれ何の神様でご利益を簡単に!

七福神という言葉は聞いたことはあっても、 それぞれの神さまのお名前までは、 よく知らないという方も多いのではないでしょうか。 七福神名前の読み方と由来、 それぞれ何の神様でご利益を紹介したいと思います。
文様と柄

着物の柄の種類や名前 模様の意味と着る季節はいつ頃で和柄の歴史は?

着物の種類によって柄や模様の配置の仕方があり、 その着物の柄や模様にはたくさんの種類があります。 それらの柄や模様に付けられた名前には意味があり、 柄や模様は着物を着る季節を表しているものがあります。 一枚の着物はいろんなことを物語ってくれ...
和装小物

着物を着る前に準備する物としておくこと 着付けに必要な小物の選び方

きものを美しく快適に着るためには、 着物を着る前の準備が欠かせません。 着付けに必用な小物などが揃っているかを確認し、 きちんとした準備や心構えができているかどうかで、 着付けにも差が出てきます。 普段、着物を着慣れていない人ほど、 着物を...
着物の種類

着物の種類の見分け方 仕立て方・素材・織り方・染め方・色・柄・柄付け

『きもの』と、ひと口に言っても、着る物という意味では広すぎます。 衣服全般としての着る物には洋服も含まれますが、 ここでは和服に限ってということで考えていきます。 日本の着物、つまり昔から日本人が着てきた着る物という意味においての、 『きも...
豆知識

針供養とはいつ行われるどんな行事?針供養の神社はどこでその由来と歴史は?

今でも行われている針供養をご存知ですか? この針供養と言われる行事が、 いつ行われるどんな行事なのか、 また、針供養を行っている神社はどこなのか、 その由来や歴史についてまとめています。 神話に出てくる『針』についてのお話もお伝えします。
豆知識

結婚式に振袖は何歳まで着られる?服装マナーで既婚者は黒留袖を着るの?

結婚式に招待された時、 振袖は何歳くらいまで着られるのでしょうか? やっぱり結婚式に招待された時は、 華やかに振袖でドレスアップしたいですよね。 着物、とくに振袖はゴージャスで、 見栄えが良いです! だけど、 振袖って何歳位まで着ても良いも...
豆知識

デパートで着物を買う利点は?気軽に選べてコーディネートや適正価格がわかる

デパートの着物売り場には、 多種多様な着物が揃っているだけでなく、 帯締めや帯揚げ、肌着、足袋など、 あらゆる和装小物が豊富です。 価格表示や品質表示もはっきりしているので、 安心して着物を買うことができるのが、 デパートの着物売り場の利点...
着物の楽しみ方

着物レンタル 京都でおすすめはココ!京都きものパスポート入手方法も!

京都の町をキモノで歩くと お得です! 『キモノ割引』って知ってますか? 着物を着ていると、お安くなったり、お得なサービスがあったり、 とにかく『きものパスポート』は持っておいた方が良いですよ!
着付け

着物のたたみ方 本だたみを図解で説明 簡単なお手入れと保管の仕方

着物のたたみ方は難しそうに感じますが、 実はとっても簡単なのです。 何故なら、着物の形自体がとっても単純な形だからです。 その形の成り立ちを知ってしまえば、 たたむことも難しくはありません。 自分でできる簡単なお手入れや保管の仕方も トライ...
染め

日本の伝統色の意味と由来 襲色目を愉しむ着物の天然染料と化学染料とは

日本の伝統色は、 自然と深くかかわって生活してきた、 日本人の繊細な美的感覚が生み出したもので、 その伝統色の活かし方も知っています。 着物こそがその色合いを表現するのに、 とても相応しいキャンバスなのです。
着物の楽しみ方

着物の歴史とその移り変わりを簡単に!ルールの由来や伝統工芸の特徴は?

着物とは何?と訊かれて、的確にわかりやすく説明するのは難しいことですが、着物の歴史と移り変わりについてや、着物に対する思いを綴っています。めんどくさい着物のルール、その由来とはいったい何だったのか?伝統文化の中の伝統工芸と着物の特徴についてまとめています。