きもの お着楽ざんまい

着物を愛する人が着物の基本を踏まえたうえで、基本に縛られることなく応用し、個性を発揮し、何よりも着物を大いに楽しんで欲しいと願います。

着付け

着物の着付けが上達するコツは着物を愛することと着物に愛されること!

投稿日:

着物の着付けが上達するコツ、
それは着物を愛することと着物に愛されること!

これしかありません!

とても抽象的な表現ですが、重要なポイントです。

いま、着物の着付けを習得しようとする時、
無料の着付け教室があったり、
ネット上で着付けの動画を配信しているサイトもたくさんありますが、
着物の着付けが上達するコツは、
もっと簡単なところにあります。

着物の着付けが上達するために必要なコツをお伝えします。

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着物の着付けが上達するコツ 上達したいのは何故?

着物の着付けが上達するコツ、
その前に何故、着物の着付けが上達したいと思うのですか?

1、着物を着て出席しなければいけない必要がある。

2、着物を買ったので着ようと思う。

3、着物を着ると、それだけで目立つから着ようと思う。

4、着物を着ていると素敵だと言われる(思われる)から着たい。

5、着物を着て暮らしている素敵な人にあこがれて、
自分も着物暮らしをたいと思う。

6、お母さんやおばあちゃんが着ていた着物がたくさんあるから、
自分で上手に着られるようになりたい。

どれも着物の着付けが上達したいと思うきっかけとしては十分です。

初めは着付け教室へ通ったり、
動画を見て練習したりすると思いますが、
上手くいかなかったら諦めるか、美容院などで着付けてもらえばいいと、
考える人も多いのではないでしょうか。

1の『着物を着て出席しなければいけない必要がある。』
これは必要に迫られ、期限のあるきっかけで、
必死になって着付けの練習をします。

5と6の人は、
着物と自分の生活を繋げようという思いが感じられます。

誰かに『きものをきられるようになりなさい!』と言われたからではなく、
自分で『着物を着られるようになりたい!』と感じた人、

もちろん初めは、
『着物が着られるようになったらいいなあ~』でいいんです、
そう思った人は、必ず上手に着物が着られるようになります。

着物に対する気持ち(愛)が着物に必ず伝わります。

着物を着るという事で得られるメリットはたくさんあります。

着物を美しく着こなしている人は、
それだけで素敵な優しい日本女性と思われるでしょう。

人は外見の姿だけを見て、
その人の内面まで想像してしまいます。

ただ、人がどのように想像するかはその人の勝手ですが、
いずれ内面の真実があらわになりますので、お気をつけて!

着物の着付けが上達したいと思う人、
特に5と6の、
着物と自分の生活を繋げようという思いを持っている人は、
きっといつか、着物に着られている人から、
着物を着こなしている人になれます。

振袖着付けのポイントで上手い下手の違いと苦しくない正しい補正の注意点は?

着物の着付け 上達の必須ポイント

この『着物の着付けが上達したいと思う人』に、
是非ともお勧めしたい上達法のポイントは、
『着物を着ている人をたくさん見ること』です。

着物を着ている人をたくさん見るということで、
だんだん自分の中に理想とする着物姿が見えてきます。

少し襟を抜きすぎているのではないか、
帯の高さはもう少し上のほうが良いのではないか、
裾の長さが短すぎるのではないか、
襟合わせがきれいだ、
帯の大きさがとてもよく合っている、

・・・などなど。

ジロジロ見ては失礼ですが、
自分の好きな着物姿を、自分の目で捉えて、目に焼き付け、
頭の中に描いていくのです。

雑誌や写真の着物姿を見てでもいいのですが、
雑誌の撮影で着物姿の写真を撮るときは、
写真に映らないところでクリップを使ってつまんだり、
遠近法を使って撮ってあるので、
足が長く見えたり、
裾がすぼまって美しく見えるようにしてあることが多いのです。

たとえば、歌舞伎の公演などでは、
着物姿で観劇に来る人をたくさん見ることができます。

『歌舞伎を観に行くのだから』と、
目いっぱいのおしゃれをした着物姿が見られます。

訪問着を美容室で美しく着付けてもらった人もいれば、
大島紬などのおしゃれ着を、さりげなく着ている人もいます。

そんなたくさんの着物姿を見ていると、
『この人は着せてもらった人』『この人は自分で着た人』
その違いも見えてきます。

きちっときれいに着付けてもらっている人より、
少しぐっさりしていても着慣れている人のほうが、
素敵に見えたりします。

結婚式や授賞式などの式典は正装ですから、
個性的な着付けではなく、正統派の着付けが相応しいのですが、
場面に応じた着付けや、
着物の素材によって着付け方が変わることもあります。

そんな違いも、着物を着ている人をしっかり見ることで、
生きた教科書として、自分のものにしてしまうのです。

まずは目から情報を得て『見て盗め方式』です。

着物の着付けでおはしょりは必要か?身丈が長い場合と短い場合の作り方とコツ

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着物の着付けは上達する喜びが上達させる!

ところで、『イケメン』は好きですか?

では、どんな男性をイケメンと言いますか?

イケメンの定義ってよくわかりませんよね。

それと一緒で、着物の着付けに正解なんてないのです。

人の体型は千差万別ですから、
人によって着付けの形や方法も違っていて当然なのです。

洋服と違って着物を着るのは難しいといわれますが、
それも当然!

なぜなら、着物は直線裁ちに裁たれた、
長方形の8枚の布を縫い合わせたものでしかなく、
たためばぺったんこになる平面の布です。

ところが人の体には丸みがあって、
出ているところやくびれているところがあります。

そんな複雑な形をした人の体に、
平面の布を紐だけで着せ付けていくのですから、
簡単なわけありません。

しかし、難しいからこそ、
うまく着られるようになった時の喜びが大きいのです。

洋服は寸法によって、
着られるか着られないかがはっきりと分かれますが、
着物の場合は、
多少の寸法の違いは着付けでどうにでもなると言われ、
技術を要しますが、大人の着物を子供に着せる事もできるのです。

いろんな着物姿を見たことで分かるように、
着物は着付け方ひとつで、その人の個性を現わしたり、
欠点をカバーすることもできたりします。

つまり、着物の着付けが上達するコツを得ることができたら、
人生が数倍楽しくなることは間違いありません。

きものの着付け 体型補正のポイントときれいな衿袷のコツ 衣紋の抜き方

着物の着付けが上達するコツのまとめ

私が永年やってきた着付けの仕事は特殊で、
舞台専門の着付けでした。

その時、一般の着付け教室から依頼を受けて、
踊りの衣装着付けについてを教える機会がありました。

着付けを勉強されている中でも、
衣装着付けというプロの道を目指している人たちでしたので、
とても意欲的にいろんな質問を受けました。

その質問の中で困ったのが、
『そこを少し持ち上げて!』と説明したのに対して、
『何センチ上げるのですか?』と返ってきたのです。

実際に衣裳を着付けて見せると、メジャーを持ってきて、
すべての部分を測ってメモに書いているのです。

とても真面目に勉強されているのですが、
私が技術を習得してきたときは、教わったというより、
昔ながらの『見て盗め』という方式で、
師匠のすることをしっかりと見て、
家に帰ってから秘かに練習することで習得していきました。

一般の人に着せる着付けも、
自分で着物を着られるようになることも、
たくさんの着物姿を見て、
何度も何度も繰り返しやってみる、コレしかありません。

でも、この方法で一旦身についた技術は、
なくすことがありませんし、
さらにここから研鑽を積んで、自分なりの形を創り上げたり、
いろいろな工夫や応用が生まれるのです。

何度も何度も繰り返して着物の着付けを練習していると、
着物に対してさらに愛着が湧いてきます。

着物を愛する気持ちは、ちゃんと着物に伝わって、
ある日突然、着物が言うことを効いてくれるようになるのです。

★着物の着付けが上達するコツのまとめ

着物の着付けが上達するコツは、

1、着物を着ている人をたくさん見ること
・自分が素敵だと思う着物姿から、ほかの人とどう違うかを見分ける。

2、何度も何度も繰り返し着物を着てみること
・週一回の着付け教室を数か月続けるより、
一日に10回繰り返すことを3日続ける方が上達します。

3、着物を自分で着て、外に出ること

この3番目の『着物を自分で着て、外に出ること』
これも着物の着付けが上達する重要なコツのひとつです。

まだうまく着られていないから・・・なんて躊躇していてはダメです。

家で着ていても着付けは上達しません、
人に見られるという緊張感が着付けを上達させてくれます。

また、着物を着ている人をたくさん見ることで、
気づかれたかもしれませんが、
着物姿を美しくさせるのは着付けだけではありません。

着物を着ること以前に、自分の姿勢に注意を払ってください。

着物を着ている人を見た時、
姿勢の良い人と悪い人では、着物の着姿も全然違います。

背筋を伸ばし、下腹を引き締め、胸を張って肩の力を抜く、
難しいようですがこれも慣れですから、
気を付けるようにしていると、着物姿が一段と素敵になります。

着物の着付けに必要なものの選び方 最低限必要なもののチェックリスト



あとがき

やっぱり昔の人は良いことを言ってます
『習うより慣れろ!』

毎日着物を着ることが、
着物の着付けが上達するコツの一番の近道ですね。

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