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お宮参り

お宮参りの意味と時期はいつ?参詣する時の装いとお参りする神社は?

投稿日:2017年10月2日 更新日:

お宮参りって何故するのでしょうか?
出産後、
いつお宮参りをすればいいのでしょうか。
お宮参りって赤ちゃんはどんな衣装を着せるのでしょう。
母親や父親の着るものについて、
また、
お参りする神社についてもまとめてみました。

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お宮参りは何故するの?日時は?

『お宮参り』は赤ちゃんが生まれて初めて土地の守り神である、
産土の神や氏神様にお参りする行事のことを言います。

産土参り(うぶすなまいり)・初宮参り(はつみやまいり)
初宮詣で(はつみやもうで)などと呼ぶところもあります。

このお参りで赤ちゃんの誕生を神様に報告し、
氏子の一員として認めてもらうわけです。

お参りの仕方は、地方によってしきたりが異なりますが、
あまり仰々しく考えずに、
家族で近くの神社にお参りをして、
子供が無事に生まれたことを感謝し、報告するということです、

安産の祈願や、無事出産できたお礼の意味で、
氏神様や守護神に母子ともども参詣する風習は古来からあり、
時代によっても、階級によっても、また地方によっても、
儀式の風習や参詣の日時はいろいろあるようです、

参詣も、お賽銭を納めてお参りのみするところと、
神主からお祓いを受けるところ、祝詞を上げてもらうところもあります。

『お宮参りはひと月目』という歌があるように、
都会では普通、生後一か月目
【男児は31日目 女児は33日目】に行うのが一般的です。
これは、出産後、母子ともに健康状態も順調に回復し、
外出にも無理が無くなった日時ということなのでしょう。

ですが、生まれて間もない赤ちゃんはデリケートですから、
あまり調子がよくなさそうな日や、
お天気の悪い日、寒すぎたり暑すぎる日は、
違う日にした方が良いですね。

平安時代は子供が生まれてから五十日目に
『五十日の祝(いかのいわい)』をし、
嬰児に餅をちぎって含ませる習慣がありました。

『源氏物語』や『紫式部日記』にも、
「五十日の祝」のことが出てきます。

室町時代からは『宮参り』と呼ぶようになりました。

産まれてすぐの産着は白を着せますが、
七日目、または九日目には色物に替えました。
これを『お色直し』と呼びました。

室町時代には、お色直しの後、三十七日を過ぎてから、
吉日を選んで、母子ともに神社へ参詣しました。

昭和に入って戦後、お宮参りの復活とともに、
お宮参りの風俗も定着していったようです。

参詣の日時や風習は、ところによって違う場合がありますが、
その土地の風習や、
嫁ぎ先のしきたりに倣うことが望ましいということです。

お宮参り 赤ちゃんと母親の装い方 

お宮参り 赤ちゃんの装い

男の子の祝い着は、
羽二重地に熨斗目(のしめ)模様で五つ紋つきが主流です。
柄は、鷹、松、兜、鶴、武者といったものが人気で、
黒、紺、紫、白、緑、シルバーといった色がよく使われます。

女の子の祝い着は、
綸子(りんず)地や縮緬(ちりめん)地に
友禅模様が描かれたものが主流です。
蝶や手まり、御所車に花柄をあしらったかわいらしい柄でが人気で、
ピンクや白、赤などの色がよく使われます。

昔は、赤ちゃんに白羽二重の内着を着せ、
上から祝い着を羽織らせましたが、
近頃は、白羽二重の内着は用意せず、
ベビードレスを着せて祝い着をかけるのが一般的になってきました。

ベビードレスは男女兼用のものが多いです。
ベビードレスに、帽子、よだれかけ、お守りの3点セットは、
お宮参りにはかかせないアイテムです。

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祝い着を使わずに、
ベビードレスにケープをかけて参拝する人も増えてきています。

お宮参り 母親の装い方

 

お宮参りは内祝いですから、堅苦しく考えることはありませんが、
神主さんから祝詞やお祓いを受けるときは、
色留袖・訪問着・色無地・江戸小紋などの略礼装で、
一つ紋の紋付が望ましいということですが、
あくまで内祝いですから、
紋が付いていないから着られないということではありません。

それより、出産という大役を成せられたのですから、
ママも久しぶりにちょっとおしゃれしてもいいのではないでしょうか。

産後の女性は美しいと言いますからね。
ママに対するパパの感謝の気持ちもさらに大きくなりますよ!

お宮参りで、
残念ながらパパの装いは誰も気にしてくれないようですが、
一応、神社で御祈祷を受けるのでしたら、スーツがよろしいかと。

ママが色留袖なら、パパもフォーマルスーツですね。

一緒にお参りする赤ちゃんのお兄ちゃんやお姉ちゃんも、
ちょっとおめかしして、
必ずみんなで家族写真は撮っておいてください。

今この瞬間はこの時だけですから。

赤ちゃんを抱っこしてくださるおばあちゃまのお着物は、
色留袖・訪問着・色無地ですが、
ママより華やかな色合いはちょっとご遠慮ください。

お宮参りの日は赤ちゃんとママが主役ですから。

お宮参りはどこの神社にお参りをするの?

初着の赤ちゃんを祖母が抱き、その上から祝い着をかけます。

母親の身体をいたわる意味で、祖母が赤ちゃんを抱いて、
近所の神社、天満宮やお稲荷さん、観音様などへ
無事出産の御礼参りをします。

母親の安産のお礼もかねてお宮参りをする風習もあります。

安産の神様といえば、
水天宮様がよく知られています。

水天宮様は安産、子授け、子育ての神様であることから、
全国各地の水天宮様には、
安産のお礼と赤ちゃんの健やかな成長を祈るお参りを、
合わせて一緒にお参りする風習があります。

お宮参りは、無事出産できたお礼の意味で、
氏神様や守護神に母子ともども参詣する風習です。

ところで、氏神様と産土(うぶすな)の神の違いをご存知ですか?

氏神様というのは、元来は文字通りに氏族の祖神という意味で、
自分と血縁が続いている、ご先祖様にあたる神様のことを指していました。

昔は、姓名に同じ文字が入っている同族の人々が、
まとまって住むことが多かったので、
氏神様は氏族の祖神でもあり、地域の神様でもあったのです。

引っ越しも盛んになり、血縁も複雑になっている今では、
住んでいる地域の神様が氏神様で、
その地域の氏神様をお祀りする神社を氏神神社といいます。

また、この神社の鎮座する周辺の一定地域に居住する人を、
氏子といいます。

一方、産土というのは、元々血縁よりも地縁に重きを置いたもので、
文字通り、
自分が産まれた土地を守護する神様を、産土または産土の神、
その神様を祀っている神社を、自分の産土神社といいます。

ここでいう『産まれた』は、正確には、お腹から出た時ではなく、
受胎8週目を指し、母親がその時住んでいた場所で考えます。

あとがき

赤ちゃんが産まれたら、お母さんの生活は一変します。
夜中もミルクの時間があったりして、
ぐっすり眠ることもできません。
毎日が慌ただしく過ぎていきますが、
お宮参りにおしゃれをして家族の写真を撮っておくと、
忙しかったころも後になればいい思い出になります。

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